お金持ちとバッグ修理

ブランド物のカバンを買うというのはステイタスの一種だとされていますが、それは購買意欲を駆り立てる宣伝文句であり、昔からのお金持ちはそのようなことはありません。ただ靴やバッグなどの革製品は良い物を買うそうです。この良い物というのは質の良いものであり、決してブランド物限定ということではありません。また一流ホテルでは飛び込みの客を判断するときには、服装ではなくバッグや靴で決めているそうです

バッグ一流ホテルは料金は後払いです。予約も無しに泊まった客が何泊もしてお金がないとなると、かなりの損益になります。ですが無碍に断るとなると信用に傷がつきます。どんなに着飾ろうと、靴やバッグをみれば判別がつくのです。一例としてブランド物の服を着ていたとします。ですが靴やバッグが安物であったならば、コーディネイトとしては釣り合っていません。そして次にすべてがブランド物の新品だったとします。靴やバッグは常に使うものです。特にお金持ちだとしたら、それらは日頃から使用されたものであり、すべてに使用感がないというのはおかしなことと判断されたのです。カード類がなかった時代、この判断方法が使われていたそうです。

お金持ちがブランド物のバッグや靴を使用するのは、高額であるから、ステイタスのために使用するのではありません。使い勝手がよく、丈夫だから使用するのです。そのため何年、いえ何十年もバッグ修理を重ね使用しています。親から子、子から孫へと使われているバッグは少なくないのです。